抽象度の高い「メタ論理」を使って、全てを変えていくために

「認知科学」で自己を変えて、投資やビジネスや人生に成功する方法

「株式投資」

アベノミクスは株だけを上げた。日本はもはや先進国ではない。日本産業構造がやばい3つの理由。マネーサプライが終われば、株高は終わる

投稿日:2019年5月2日 更新日:

 

なぜ日本の株価は、最高値を更新できないのか

経済新聞や安倍政権では、日本経済は絶好調だとか、多くの企業が史上空前の利益を上げているという声があります。

 

ですが、そんな好況感は、日本全国を見渡すと全く感じられません。

 

国全体の「購買力」は弱り切ったままです。

 

円安で観光ブームということもありますが、結局はインバウンド、つまり訪日外国人が支えている一時の現象です。

 

インバウンドがホテルの高価格帯をささえており、

国内の需要向けホテルについては、相変わらずオールバイキング形式で、一泊二食7,800円とかが主流です。

 

コンビニなどの弁当や牛丼の価格はワンコイン以下の安いままであり、それはそのまま多くの人の「昼食代の予算を反映しています。

 

 

また、株高は、アベノミクス、日銀による異常なマネーサプライによるものです。

 

現在の日本は、昔のように「世界の市場で大きなシェアを持っているエレクトロニクス製品」とか

「世界に恐怖を与える自動車」などの製造業はほとんど残っていません。

 

では、何が残っているのかというと具体的には日本の主要産業は3つ、

 

部品産業

 

日本語だけを使った非効率な事務仕事

 

観光関連のサービス産業

 

があるだけです。

 

勿論「だけ」というのはやや言い過ぎで、日本国内向けの医療や福祉、サービス業はあるし、

自動車の場合は一部は完成車も作っています。

 

ですが、主要な産業といえば、この3つになっているのです。

 

例えばスマホの世界の主要なシェアは、アップル、サムソン、LG

そして元ノキアのマイクロソフト、元モトローラのグーグルなどがあります。

 

そんなか、日本は部品産業に転落しました。

 

液晶、半導体、アンテナ周りの複雑でミクロの部品など、日本の製造業がなくては世界のスマホは成立しません。

 

ですが、どんなに技術力を誇っても、部品産業はしょせん部品産業なのです。

 

最終メーカーが価格も発注量も握っており、部品産業は受け身のビジネス、

薄利かつリスクのあるビジネスです。

 

こういった産業構造の中、株が安くなったらどうなるのか?

 

当然産業構造に変化が起こり、日本が優位に立つ(?)までは、不況ですし、

また、今後5,6年後は、またマネーの増加によるにせもんの景気回復が起こるのでしょうか?

 

こういったこういった基本的に、日本が国力をなくしており、今後の国の成長が見込めないことにより、

日本の株値は、アメリカの様に最高値を更新できない、と思います。

 

要は、株価はどうしても、下落を始めれば、歴史的な底値を意識せざるを得ない、ということにもなります。

 

株式投資では、空売りを使わなければ生き残れません

事実を見てみよう。

 

国際競争力に関して、現在、日本は25位(IMD国際経営研究所)。

香港や、シンガポール、中国、台湾、マレーシアよりも下位に位置する。

労働生産性について、日本はOECD加盟国中20位(日本生産本部)。

企業時価については、日本でトップのトヨタは世界で45位。トヨタより上位には中国企業7社がある。

大学ランキングでは、日本でトップの東大が世界では42位。東大よりも清華大学、北京大学、シンガポール大学が上位にランキングされている。

 

こうしてみると、日本は中国やシンガポールにも抜かれている。

日本国内だけで「モノづくり」や匠の技を誇っても、「ジャパンアズナンバーワン」は世界ではとっくに過去の栄光になっている。

 

そして、このまま何もせず無策のままで次の30年をズルズル行けば、日本は確実に国も企業も教育レベルも、二流から三流、四流へと転落してしまう。

 

あと20-30年すれば、年金が十分でない高齢者が増え続け、国民は総体的な貧困に苦しむだろう。

 

何しろ年金が401k(確定拠出型)に切り替わり、このままゼロ金利が長引けば貯蓄すれど、退職後の資産が不十分なまま長い老後を迎える高齢者が増え続けることになる。

 

その負担は若い世代に降りかかり、国民の総体的貧困化が長期に渡って続く。

 

労働生産性が低いまま労働人口が減少し、国民が貧しくなればデフレ・スパイラルは続く。

その間政府だけが税金で肥え太り、有能な企業は国外に出て行くから「空洞化」が進むだろう。

国力は目に見えて衰えて来る。

 

こうして、いったん一等国の地位から滑り落ちれば、回復はなかなか難しい。

それほど追い上げて来る新興国は多く、グローバル化時代は競争が激しいのだ。

 

企業でも重要な戦略を間違えれば衰退の一途を辿るし、国家もまた同じである。

ベネズエラは超インフレで破綻の淵にあるし、また、シリアは政治的な混乱から内戦で外国が干渉し、国民は難民となって世界を放浪している。

 

これは他人事ではない。

国の安定がなければ企業の繁栄はないし、国民の暮らしの安心もない。

 

昭和は戦争の時代で、日本は敗戦から立ち上がり70余年かけてやっと一等国の地位を掴んだ。

しかし、平成の30年間で、日本は経済・金融面で再び敗戦国となったと私は見ている。

米国の資本市場と比べると日本は桁違いに縮こまってしまった。

 

そして、今後日本はどうやって平和と繁栄を保っていかれるのか?

 

ガラパゴス島でもなんとかやっていけるさという島国根性を捨てて危機意識を持たないと、国家の正当性を奪い取られ、日本が日本でなくなる日が来るかもしれない。

 

21世紀に令和が最後の年号にならないことを祈る。


 

「本物」のFX投資ノウハウ、情報

「本質のFXトレーディングノウハウと最新情報」


 

 

人気記事

-「株式投資」

Copyright© 「認知科学」で自己を変えて、投資やビジネスや人生に成功する方法 , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.